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海の向こうで、何を学ぶ?

留学をすることは、私の長年の夢のひとつでした。

ワーキングホリデービザでカナダに滞在中、私と年の近いカナディアンの友達が、社会に出てお金をためてから、また学校に戻って勉強する、という姿を目にしました。
「学校で学ぶことは、なにも18から22歳までの若者の特権ではない。むしろ、社会に出てから、明確な目的をもって学ぶ方が、吸収が早いのではないか?」
それ以来、機会があったらまた学びたいと考えていました。

今回、何を学ぼうかと考えたとき、二つの選択が思い浮かびました。

まずは、ソーシャルワーク。
将来的に、貧しい国々やその人々のために何かをしていきたい、と考えているらです。でも、実際の就職を考えると、なかなか難しい分野ではあります。ボランティアから初めて、専門職に就くまで長い時間がかかるでしょう。体力的にも、20代の若者と比べると、やっぱりある程度の休暇が必要だし・・・。

そして次に、ツーリズム。
就職に困らない、実際的な仕事につくことを考えると、この分野が一番興味のあることかな?と、前々から候補にはあがっていました。でも、日本のホテルは、何だかサービスが堅苦しいような気がして、躊躇してしまいます。でも、カナダなら、実際にロッキー山脈の麓の町のホテルで働いた経験があるし、フレンドリーなホスピタリティーを実践できるかもしれない。

生きていくためには、働いて稼がなくちゃいけないということを考えたときに、仕事は仕事として専念し、プラスアルファでボランティアワークをしていくという形が、一番具体性を持っているのではないかと思いました。
私はもう30歳過ぎ。悲しいかな、夢ばかり見ていることは出来ないものね☆

ということで、ツーリズムに的を絞って学校選びに入ることになりました。
# by miawaza | 2005-01-16 12:59 | なぜ30代で留学?

留学へのステップ・TOEFL

2004年の6月、ダメもとで、カナダ留学を目指して準備を始めることにしました。
始めに、すべての留学生がぶち当たる壁であるTOEFLの対策に乗り出します。

私が取らなければいけないのは、TOEFL(CBTテスト)213点。
アメリカのカレッジは、173点でOKの所も多いのに、カナダは最低でも213点は持っていないと、願書すら出せないという状況。カナダの教育水準が、割と高いという評判もうなずける気がしました。

5月の時点でTOEIC835点を持っていたので、TOEIC-TOEFL点数比較表で見ると、カレッジ入学基準の213点は、無理な数字でなはないようです。でも、私にとっては全くの未知なるTOEFLという怪物を、どのようにやっつけるか・・・しばらくは、インターネットや書店での立ち読みでの情報収集を続けます。

そして、まずは、テストの全体の内容をカバーしている参考書を1冊やってみよう、という結論に達し、旺文社の「TOEFL TEST PERFECT STRATEGY」を購入。
これは、要領よく全体を把握するには役立つ本でした。3回ほど繰り返しといてみて、その後は不得意分野を更に覚えるくらい繰り返しました。

問題集を解いていく中で、私自身のボキャブラリーの少なさが目に付くようになりました。そこで、同じく旺文社の「TOEFLテスト英単語3800」を使い、単語量を増やすことにしました。この本は、全て覚えるのは大変なので、自分の目指している点数を取るために必要な単語数までを集中して覚えました。(でも、結局それも全て覚えられたわけではないんですけどね。最近、記憶力が落ちてきたような・・・)


初回のTOEFL受験日が9月6日に決まり、2週間前からは、ライティングに重点を絞ります。毎日、時間を計りながら、パソコン(ワード)でエッセイを書いていきました。
そして、結果は210点。あと、たったの3点!少しの悔しさと、「よし、次はいけるぞ!」という希望が湧きました。

2回目の受験まで、1ヶ月半。
リーディングとストラクチャーのセクションを重点的に復習しました。そして、残りの時間は、過去問題をひたすら解くことに集中しました。

10月17日、再受験。結果は、予想を上回る223点。
私のカナダ留学が、実現へ向けてグンと動き始めます。

*TOEFL勉強法についてもっと詳しく知りたい方は、エイミーのウェブサイトあおぞらの「エイミー流TOEFL攻略法」をご覧ください。
# by miawaza | 2005-01-10 11:04 | エイミー流英語勉強法

キッカケは1枚のスコアレポート

今年の7月31日付で、3年3ヶ月勤めた英会話スクールを退職しました。

時給850円からスタートのパート社員。
昇給は年1回、20~30円。最高950円まで。
社員登用のチャンスは、ごくまれ(英会話業界の競争激化による業績の悪化により激減)。
福利厚生(社会保険)は、ごく限られたパート社員にのみ適用。
ボーナス・退職金はもちろんなし。
報奨金制度はあるが、新規入学生徒ひとりにつき、たったの500円。
有給休暇はあってもないようなもの(少人数勤務のため、ろくに休みもとれないのが実情)。

こんな環境の中で、よく3年もいたなあ~と、我ながら感動だったりして。(笑)
でも、良かったこともたくさんありました。
まず、人間関係。
日本人スタッフは、基本的に1名で勤務。プラス、ネイティブ講師平均1~2人。
ひとりなので、寂しいときもありましたが、嫌なヤツと一緒に働くよりかは、居心地はグッドでした。
次に、英語環境。
講師達のほとんどが、日本語が話せなかったため、文字通り、英語漬けの毎日。おかげさま(!?)で、入社前のTOEICスコア680点が、退職1ヶ月前には835点まで上がっていて、ビックリ!それまで、英語の勉強は毎日続けていましたが、TOEICの勉強は全くしたことがありませんでした。

そのスコアを見て以来、心の片隅にしまっておいたある夢が、再び頭をもたげてきます。
それは、海外留学すること。
ずっとあこがれていたけど絶対にムリだと思っていたので、99パーセントあきらめていたんです。
でも、でも、
実現できるかもしれない!
1枚のスコアレポートが、私の、たった1パーセントの可能性に火をつけました。

さあ、出発だ
私の人生
まだまだ捨てたもんじゃない
カバンいっぱい
勇気と希望をつめこんで

青空を探しに旅立とう!
# by miawaza | 2004-10-24 13:21 | なぜ30代で留学?